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シマジューブログ

塗料の相性について解説しました(^▽^)/

外壁・屋根塗装・サイディング

お家の塗り替えを考える際に「塗料は何にすればいい?」という話になると、値段や耐用年数の問題を意識してしまいますよね。

世の中には実に多くの塗料が存在します。

一般的な戸建て住宅の外装を例にあげてみても、外壁と屋根には違う建築資材が用いられていることがほとんどになります。

外装には木部もあれば、金属の部分もありますし、塀などにはコンクリートや金属が使用されています。

これら建築資材に合わせた塗料がそれぞれ存在するので、その種類も多くなるのです。

それぞれ専用の塗料が用意されており違う素材の部分に塗っても長持ちしないことが明白だからです。

外壁塗装に関しても同じです。

現在の戸建て住宅の場合、外壁はモルタル、窯業系サイディング、金属サイディングALCが大半を占めています。

これらの外壁に合わせ、下塗り時も、中塗りと上塗り時も、最適な塗料を選ぶというのが長持ちさせる秘訣になっています。

相性というと、感覚的な感じが否めませんが、それぞれの工程において外壁に対して最適な塗料を選ぶことだとお考え下さい。

 

目次

耐用年数がすべてではない! 外壁と塗料の相性の重要性

モルタル、窯業サイディング、金属サイディング、ALC、各外壁材には様々な利点と弱点が存在します。

それらの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで塗料を選ぶというのが賢い外壁塗装の方法なのです。

特徴を抑えたうえで、デメリットをカバーしてくれるような塗料を選びましょう。

各外壁材において何を重視すれば間違いないかを表にまとめました。

塗装をお考えの際に耐用年数を意識する方は多いのですが、耐用年数のことだけでは大事な視点が抜け落ちてしまっています。その視点とは壁との相性です。

それぞれの外壁材で重視すべき塗料の性能がかなり違うことがわかると思います。

いくら性能が高いと言われている塗料でも、壁の素材との相性が悪いと思っていたほどの効果を発揮することができなくなってしまいます。そこで、塗料の後で後悔しないように、住宅の外壁に使用されている主な素材とそれに対して相性の良い塗料は何かについて解説していきます。

 

モルタル外壁の特徴と塗り替えに最適な塗料

モルタルは、セメントに砂を混ぜて練り上げたものです。

これを下地に貼られたラス網という金網に塗り付けて外壁を形成していきます。

現代ではこの素材を採用した家も減ってきましたが、独特の質感と味わいがあり、高い強度と耐火性を誇ります。

また、素材同士のつなぎ目がないのも長所の一つになっています。

ただ、モルタルの防水性は低く、亀裂やひび割れが起きやすいという欠点があります。

ひび割れや亀裂のことをクラックと呼びますが、これが増えてしまうとそれだけ雨水が侵入してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

モルタル外壁野塗り替えに最適な塗料は弾性塗料

クラックに追従する塗膜を持った弾性塗料が最も塗り替えに適した塗料となります。

また塗膜自体で防水性を保持しているだけで、水が染み込みやすい外壁になっています。

傷など水が染み込んだ場合のことを考えて、透湿性も重視したいところです。純度の高いアクリルを使用した塗料は塗膜の伸縮性も高く、耐用年数も長いのでおすすめです。

 

工法は?

工法としては、まずはシーラーで下塗りをしてからその上から弾性塗料で中塗りをします。

最後に上塗りをするのですが、その塗料はウレタン、シリコン、フッ素のどれを使用しても問題ありません。

また、シーラーの代わりに微弾性フィーラーという下塗り材を塗る方法もあります。

そうすると中塗りが必要なくなるので、時間もかからず安上がりになります。

現在における主流の工法ですが塗料が薄い分、劣化が早くなってしまうという欠点があります。

 

窯業系サイディング外壁の特徴と塗り替えに最適な塗料

サイディングボードはセメントに繊維を混ぜ込み、成形した外壁材で工場で生産されています。

こちらもサイディングボード自体に防水性はなく、塗装によって防水性を保持しています。

蓄熱しやすいという特徴があり、そのことによって塗膜が剥がれてしまうといった不具合が発生します。

蓄熱と、雨水の浸透と乾燥を繰り返すことでサイディングボードが沿ってしまうという変形も発生します。どんな建材でもそうですが、水は強敵です。

 

窯業系サイディングに最適な塗料は透湿性の高い塗料

湿気だけを通過させる塗膜を持った透湿性の高い塗料をおすすめします。

サイディングボードの意匠性にこだわりたいという方でクリア塗装をしたい方、そのリクエストにもお答えできます。

以前にも紹介した、株式会社シマジューがおすすめする塗料「無機ハイブリッドチタンガード」というものがありますのでそちらを選択することをおすすめします。

無機ハイブリットチタンガードについてはこちらから

金属系サイディング外壁の特徴と塗り替えに最適な塗料

金属系サイディングは文字通り金属を加工し、外壁材にしたものです。

使用される金属にはステンレス、アルミ、ガルバリウムがありますが、ステンレスやアルミは高価なので、一般的な住宅においてはガルバリウムが主流になっています。

このところは、新築の物件でも金属サイディングの外壁の建物が増えています。

一番の弱点はサビなので、傷やもらいサビに注意しましょう。

サビが出てしまった場合は除去してから塗装します。

金属なので表面が高温になりやすく、弾性塗料は不向きです。

 

金属サイディングの塗り替えには付着性を高めるシーラーやプライマーが重要

金属系サイディングが普及し始めたのは最近であり、フッ素コートや親水性加工されているケースもあります。

そういった加工を施された金属系サイディングは塗料が付着しないことも多く、適切なプライマーやシーラーを使用することが求められます。

 

弾性塗膜の使用はNGのサイディング素材

モルタルに代わり、住宅の外壁素材の主流になっているのが、サイディングです<br/>セメント質や繊維質などの原料を使用して板状にした素材で、加工が容易で防火、防音、耐久性に優れているという特徴を持っています。

使用されている材質によって、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分類されますが、住宅に使用されているものの大半が窯業サイディングになっています。

欠点としては素材同士のつなぎ目の劣化が時間経過と共に目立ってきてしまうという点が挙げられます。

 

サイディング素材に割れ目ができた場合は?

もしサイディング素材に割れ目ができてしまった場合は、弾性塗料を使用すればいいのでしょうか?
答えはNoです。

サイディング素材の中には断熱材が入っており、夏場になると表面が80℃近くになってしまいます。

断熱塗料は熱に弱く、上に塗ると泡状になって見た目が非常に悪くなってしまいます。

そもそも、弾性塗料はモルタルのクラックを前提に作られたもののため、サイディングのひび割れには対応できません。

 

ALC外壁の特徴と塗り替えに最適な塗料

軽くて丈夫、断熱性も遮音性も高く、しかもコンクリートだから燃えないというのがALC外壁の特徴です。

こう書いてしまうと良いところ尽くめなのですが、ALCにも弱点はあります。

多孔質(細かい穴が無数にある)なので、極めて吸水しやすいのです。

健全であれば無数の細かい穴は塗膜に覆われているため、吸水することはありません。

 

ALC外壁の塗り替えに最適な塗料は透湿性の高い塗料

ALC外壁は吸水させないというのが一番なのですが、シーリングの劣化や飛来物などによる傷で雨水を吸水してしまうこともあります。

その場合いかに早く吸水した水分を排出するかがポイントになります。

湿気が外壁内部にこもらないよう透湿性の高い塗料を使用するのが一番です。

 

伸縮を繰り返して塗膜が剥離しやすい木質系素材

ヒノキやヒバなどの天然木や合板を外壁に用いたもの木質系と呼びます。

自然の温かみが感じられる素材で、温度や湿度の調整力が優れているのが魅力です。

しかし、塗装の際にはそれが足かせになってしまいます。

木材は湿度の高い時は、空中の水分を吸い込み、乾燥している時は水分を外に放出します。

その働きによって家の中は一定の湿度に保たれるのですが、同時にそれは木材が常に膨張と収縮を繰り返すことを意味しています。するとどうなるかというと、せっかく塗った塗料が剥がれてしまうのです。

そのため、モルタルやサイディングなら10年持つ塗料が数年でダメになってしまうケースがあります。

特に、シリコン塗料やフッ素塗料は塗膜が硬くなりすぎてしまい伸縮を繰り返す木材に塗っても剥離しやすいので、木質系素材に関しては柔軟性のあるウレタン塗料のほうが向いています。

また、木材の塗料には、浸透タイプと造膜タイプのどちらの塗料を使用するかという問題もあります。前者は、塗料が木材の中に染み込んでいくので、内部も保護できる代わりに耐久性が低いという欠点があります。

それに対して後者は表面を塗料で覆うので、耐久性が高い代わりに、美しい木目が失われ、前者のように塗料が剥離しやすいというのが難点です。

 

フッ素系塗料や無機系ハイブリッド塗料の場合

一般的に高性能な塗料というとフッ素塗料や無期刑ハイブリッド塗料が挙げられます。

これらのフッ素塗料や、無機系ハイブリッド塗料は耐用年数が長いのはもちろんのことですが、どちらも塗膜が硬いことが特徴です。

塗膜が硬いということは表面が傷つきにくく汚れにくさにも繋がっていますが、柔軟性がないため割れやすいという性質も持っています。

ここで先ほども紹介しましたが「無機ハイブリットチタンガード」が大変おすすめです。

従来の塗料とは違い柔軟でひび割れしにくい塗装面を実現しています。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最近は雨の日が多くなってきているので、お家のメンテナンスもしっかりしておきたいところですね(^▽^)/

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