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「知っていますか?」太陽光発電設置場所について

太陽光・蓄電池・オール電化

今回は、太陽光発電設置場所について説明していきます。

多くのご家庭では、太陽光発電を設置したいという方は、最近増えてきております。ただ、設置場所について幾つか条件がありますので紹介していきます。

 

 

目次

条件として

 

先程も、お伝えした通り、太陽光発電設置場所には適した設置場所があります。

 

・雪が積もらない場所
・海風などの塩害の心配がない場所
・日差しを遮るものがない場所
・南向きに30度前後傾斜している場所
・4kW以上のソーラーパネルが設置出来る場所

上記の5つは、一番理想的な条件となっております。

住宅街などでは、日当たりや面積の問題から地面に設置する事が難しい為、一般的には屋根の上に設置します。

また、4kW以上あれば日中出かけていたり、仕事など外出している家でしたら半分以上余剰電力として売電する事が出来るメリットがあります。その場合ローンではなく、一括支払いをすると、金利分さらにお得になり1kWあたり30万円前半の設置料金であれば出費分は、回収出来ます。

また、雪や塩害に対応しているソーラーパネルもあるのですが発電量の低下や機器トラブルもありますので、発電量の低下や機器トラブルの面からいってあまり、オススメは出来ません。

 

 

メーカーの工事基準を守って設置

 

工事基準を無視してしまったり、無理な設置を行ってしまうと太陽光発電の寿命を短くしたりトラブルを起こしやすくなります。

各メーカーでは、安全システム設置や正常稼働のための施行基準を設けていますので、それを順守して設置しなければいけません。

 

・築年数
・基準風速
・塩害
・積雪
・設置場所の高さ
・モジュール

これらの設置範囲などが細かく設置されています。

 

 

太陽光発電の設置に適した屋根

 

東側や西側は、南側よりも低く、6分の1ほど下がるものとなりません。研究から東側も決してメリットがないわけではないことが分かっており、電力の消費が増える時間帯に発電できるといった事が言われています。

なぜなら、東側に設置した太陽光パネルで早い時間から発電し、夕方までのカバーできるからです。南側よりも売電量が少ないものの、発電時間は長いのでカバー力はこちらの方が上とも言えます。

 

 

太陽光発電の設置に屋根の角度が関係する

 

太陽光が屋根に直角に当たった時が一番効率良く発電出来ます。

太陽の角度は、時期によって変化し、夏は高い位置から差し込み、冬場は低い位置になります。地域による多少の差を考慮しないといけないので、北海道では40度前後、沖縄で25度前後が最適と言われています。

また、日照量も地域によって大きく異なります。日照量が少ないからといって太陽光発電が不向きだということもなく、実際に日照時間が短い北海道などにメガソーラーなどの設置が集中しています。

ちなみに、日照時間が長い・短い県が以下の県となっています。

 

トップ3

・宮崎県

・愛知県

・高知県

ワースト3

・島根県

・秋田県

・山形県

その差は、年間600時間になるといったデータがあります。

 

天気が良くても発電量が低くなる場合

太陽光パネルは、気温が高くなると発電量が下がる事があります。その理由としては、シリコン内部の電子が入れなくなる部分の温度が上がる事で大きくなってしまうのです。

天気が良くても思ったほど発電しなかった時は、太陽光パネルはまさにこういった状況になっているのです。特に夏場は、太陽光パネル内部の温度が60度~80度といった高温になり、発電量を低下させてしまいます。

また、それだけでは無くパネル周辺に建物や木などの影ができてしまう事でも、発電量は大きく下がるものとなります。ただし、それでも乱反射によって光の照射が少しはあるので、発電量がゼロになることはありません。

 

太陽光パネルの寿命はどれくらい

太陽光パネルの寿命は、一般的に20年程度と言われております。ですが、海外メーカーでは25年の出力保証を付けているところもあります。

基本的には、掃除やメンテナンスは不要となっていますが、屋外に設置されているので汚れも蓄積しやすく、その影響で発電量が下がってしまう可能性があります。

なので、定期的な外見をチェックする必要があるのですがその際は、必ず自分で行うのではなく、専門家などにチェックしてもらうようにしましょう。

もちろん、発電量にも注意するようにしましょう。

太陽光発電は、パネル以外にも様々な機器が接続されていますので、パネルと同じくらい重要な機器ですので、パワーコンディショナーの寿命は、10年と短いものとなっています。

こちらの、パワーコンディショナーはパネルで発電した電気をご家庭でも使えるように直流から交流に変換する装置であり、その際に熱を発生します。

精密機器は、熱に弱い為10年に一回メンテナンスや交換が必要となってきます。

 

メンテナンスにかかる費用について

ほとんどの販売施行会社は、定期点検などは基本無料で行ってくれる場所がほとんどです。

ただ、有料で行っている場所もあり、その場合1回あたり1~2万円程とされています。

また、寿命が短いパワーコンディショナーの修理には10万円、メーターの修理には1万円程かかります。

例外として、自然災害については無償保証などで対応してくれます。

しかし、上限金額などが設けられている事もあり、それを超えてしまうと無償で行えず、有償になってしまいますので、気を付けましょう。

様々な、ケースで設置できるように考えられている太陽光発電ですが、もしかしたら状況によって設置する事が難しい可能性があります。そいう状況もある為、太陽光発電システムを導入する際には、設置出来るのかどうか十分に確認してから決めるようにしましょう。

 

まとめ

今回は、太陽光発電について紹介させて頂きましたが、人それぞれ使い方は、異なってくるとおもいます。

節電対策投資節約災害時など使い方はそれぞれです。

太陽光発電は、デメリットが多いと言われていますがそんな事はありません。

もちろんメリットもあります。ですが、使用する前に少しでも知識を身に着けておきましょう。その上、今回紹介させて頂いた設置場所についてですが、冒頭でもお伝えした通り条件がいくつかありますのでそれらを理解した上で、使用するようにしましょう。

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