【失敗しないリフォーム】床暖房について
目次
皆さんのお宅では、床暖房してますか?
我が家は建売だったということもあり、していません (;´・ω・)
まぁ、注文住宅だったとしても設置をしていたかは微妙ですが・・・。
私の友人宅では、床暖房を設置しています。
床からくる暖かさは気持ちいですね~
つい、ゴロゴロしたくなります(笑)
床暖房とは?
床を加温することで生じる熱伝導、対流及び、放射を利用した暖房方法のこと。
冬のひだまりのような暖かさ・・・心地よく優しいぬくもりを感じることができます。
床暖房は床上10~15cmくらいに約30℃の暖かい空気の層を作るため、 足元が暖かく、頭はひんやりするような状態に。
*頭寒足熱の状態は全身の血液の巡りが良くなり、健康にも良い環境と言えます。
床暖房の種類は?
足元からポカポカと暖かくて快適な床暖房。
床暖房は大きく分けて「電気式」と「温水式」とがあります。二つのメリットデメリットをよく比較し、自宅に合う床暖房を選びたいものです。
電気式床暖房
電気ヒーターをフローリングの下に設置することで部屋を暖める方式。
メリット
- リフォームなど後付がしやすい
- 狭い面積を暖めるのに効率がよい
- 設置費用が安い
デメリット
- 暖かさの立ち上がりが遅い
- ランニングコストが高い
- 低温やけどの心配があり
温水式床暖房
給湯器などの熱源で作られたお湯が、フローリング下のパイプを循環することにより、部屋を暖める方式。
メリット
- 暖かさの立ち上がりが早い
- 部屋全体を均一に温められる
- ランニングコストが安い
- 低温やけどをおこしにくい
- 広い面積を暖めるのに効率がいい
デメリット
- 設置費用が高い
- リフォームなど後付は難しい
床暖房のメリット、デメリットは?
メリット
部屋全体を優しく暖める効果
床面からの暖かい空気が上に移動する「自然対流」、床に足が接した時に伝わる「熱伝導」、赤外線の熱が反射して部屋全体に伝わる「ふく射熱」の3つの効果により、部屋全体を暖める。
ほこりが舞いにくい
エアコンのように風が起きないため、ほこりを巻き上げない。風邪のウィルスなども拡散しにくいので、空気がキレイ。
放熱部が床下なので場所をとらない
足元を暖める暖房器具は床面の場所を取るが、床暖房は床下に設置するので、部屋を広々と使える。
乾燥しにくい
部屋が乾燥すると、風邪の原因になったり、お肌もカサカサになってしまうが、他の暖房器具と比べて床暖房は乾燥しにくい。
熱源は屋外に設置するので、空気を汚さず騒音もしない。
空気を暖めるストーブやエアコンよりも必要な熱量は小さいため省エネです。
デメリット
コストがかかる
リビング・ダイニングに床暖房を入れると、広さや種類にもよるが、約25万円~100万円ほど費用がかかるかと。
電気式
初期費用、メンテナンス費用は安く、電気代は高くなる。
温水式
初期費用、メンテナンス費用は高め、燃料費は面積が大きいほど割安になる。
*全体に使うのではなくて、「居る場所だけ暖める」「すぐには冷めないから、少し早めに消す」など工夫をすることで、毎月かかるコストを少しでも削減することが可能。
すぐに暖かくならない
快適な温度になるまでに、温水式で30分程度かかる。( 節約するために、電源のON/OFFを繰り返したりすると、電気式の場合ONの時にかなりエネルギーを使うので、逆に不経済になるかと)
*短時間の外出時の場合なら低温でつけたままに、朝はタイマー予約にして早めにつけておく等、使い方を工夫すれば快適に使用。
維持費がかかる
循環する不凍液の補充・交換、ボイラーの整備・交換が必要。
電気式
建物と同等の耐久年数
温水式
温水パイプは約30年以上使用可能。お湯をつくる熱源機の場合は、一般ガス器具などと同程度で約10年の耐用年数になる。
*メンテナンスをする場合は、同じタイミングで交換がオススメ!
まとめ
寒い冬でも床からホカホカ~いいですよね~
設置したとしても、ずっと使用するのか気になる所ですが・・・。
設置の際は、メリットデメリットを考慮しつつ、決めたいものです。