丸ごとリフォームしますか? 建て替えますか?
長年住んでいると、色々な所が痛んだりしてきます。また、生活スタイルも変化してきます。あそこも、ここも・・・と何ヶ所もリフォームをすると、かなりお金もかかります💦
そうなると、建て替えた方がいいのでは・・・と思ったりしませんか? または、丸ご全部リフォームを・・・と思った事はありませんか?
現在の家の状態や間取り、そして敷地の状況やグレード、住んでいる人達のこれから先の生活設計によって建て替えか丸ごとリフォームが得なのかが決まると思います。場合によっては、リフォームに建て替え以上の費用が掛かってしまうことも。また、建て替えなくても少し手リフォームをするだけで安くていい家ができる場合もあります。
予算もある事ですし、色々考えると悩みますよね~
目次
丸ごとリフォームでのポイント!!
●丸ごとリフォームをするには様々な問題も出てきます。リフォーム費用も大きくかかりますが、諸費用も掛かります。
●リフォームをする住居に住みながら工事ができない場合、仮の住居の手配をしなくてはならない。工事期間中での仮住居の家賃+引越し費用(自宅→仮住居へ。仮住居→自宅への引越し)が必要かと。余分な費用は、できるだけかけたくないものです。
●トランクルームの使用する場合、レンタル費用が掛かります。家具等の運搬をお願いすると運送費も掛かります。
●長く住む住居ですので、現在の悩みや要望を解消するだけでなく、今後のライフスタイルも考えた上でバリアフリー化の検討もしましょう。住まいの提案をしてくれる業者を選びたいです。
丸ごとリフォームでの費用は?
一戸建ての場合・・・建坪や物のグレードによって変わりますが、約1000万~約1250万円位です。
マンションの場合・・・一戸建ての場合と同じでグレードによって変わりますが、約500万~約1000万円位です。
建て替えでのポイント!!
●建て替えをすると決まったら、仮の住居探しをしなくてはなりません。その後は、引越しの準備も開始します。(近隣の方々への挨拶も忘れずに)
短期で貸してくれる家はなかなかないので、決まったら早めに探すことをオススメします。出来れば近くだと、引越し費用も少し安くなります。
捨てる、残すものを分別し、引っ越し先に持ち込めないものがある場合では、トランクルームなどを借りるのも良いかと。
仮住まいへの引っ越しは、工事が少し遅れる場合も考えて、約6ヶ月程度借りる。(業者さんとの打ち合わせで、借りる期間を決めましょう)
●既存建物の解体。建物減失登記の手続きも。
木造住宅での解体費用は、坪当たり大体約35,000円前後。道路の幅や、作業性によっても多少変化します。
建物減失登記手続きは、取り壊した建物の減失登記を法務局に手続きをしに行きます。これは司法書士の方にお願いするか、自分で手続きします。(約7~10日間で完了)
●敷地の整地(または測量)、地盤調査もきちんとやりましょう。
建物解体後に敷地全体を平らにして整地をします。測量図がない場合は測量をすることになり、測量費用が発生します。
住宅瑕疵担保履行法により、地盤調査は原則必須に。基準以下の数値なら地盤改良が必要となります。
●地鎮祭をし、その後着工に入ります。
建て替えでの費用は?
一戸建ての場合・・・約1000万~4000万円位です。既存の住宅を全部解体をし、ゼロから作っていくので、それなりに費用が掛かります。
(解体費用、処分費用、仮住居の費用、引越し費用も掛かります)
丸ごとリフォームと建て替えでの比較!!
●工事の比較
丸ごとリフォーム・・・既存の住宅を生かし、改修する。
建て替え・・・既存の住宅を全部解体をし、ゼロから作る。
●築年数から見る目安時期
丸ごとリフォーム・・・水廻り、外壁、屋根等は約10年~20年位。その他での大規模になるものは約20年~30年位。
建て替え・・・築約30年以上位。
●間取りの設計
丸ごとリフォーム・・・一部で規制がある。
建て替え・・・自由に設計が可能。
●工事期間
丸ごとリフォーム・・・約1ヶ月から3カ月くら。
建て替え・・・約3ヶ月から6ヶ月くらい。
まとめ
丸ごとリフォームにしても、建て替えにしても、それぞれ費用は掛かります💦
新しく、そしてキレイに。生活が豊かになるのは良いことです。家族で納得が行くまで話し合いをし、決めたいものです。