お住まいの塗り替えはどこに頼むのが正解?リフォーム業者について解説しました(^▽^)/
業界大手の家電量販店や業界大手の総合小売業とディスカウントストア、そしてこれまた業界最大手のオンラインストア、まったく経路の違う業種が続々とリフォーム業界に参入しています。
選択肢が増えることはお客様にとって良いことと言えますが、増えすぎるのも問題です。
多すぎてしまうと逆に選べないなんてケースも出てきてしまうからです。
Q. 異業種からのリフォーム業界への参入が増えている理由とは
A. 日本政府が既存住宅・リフォーム市場の活性化を推進しているからです
政府がリフォーム市場の活性化を推進するとなれば、そこに助成金が発生するということになります。
また現在、少子高齢化が進行していることは誰もが知っていることです。その影響で空き家が増加しています。
これらを有効活用できれば環境に優しく、住宅の取得費用も下がります。
他に使えるお金が増えるので経済も活性化します。
国民一人一人が無理のない負担でライフステージやライフスタイルに応じた住宅を確保できれば、それだけ豊かな生活を送ることができます。
比較的安い費用で住宅を取得することができる中古住宅市場は、全住宅流通量の14.7%しかなく、これは流通量の大半を新築が占める欧米から見ると、明らかに異質だと言えます。
中古住宅の流通量を増やすには、住宅市場の事情と政策、これらが異業種からのリフォーム業界への参入が増えている理由です。
目次
専門業者と比べると実際にどうなのでしょうか
「家電の販売や総合小売業者を生業としていたところに外壁塗装を依頼しても大丈夫なのか」、「しっかりとした工事をしてくれるのか」、皆様が不安に感じているのはこの二点に集約されると思います。
それらに対する答えですが、『餅は餅屋』ということが言えるのではないでしょうか。しかし、異業種の方々も何の勝算もなしに参入してきたわけではないでしょう。
異業種ということで工事品質のことばかり気になってしまいますが、彼らは分野こそ違いますが、大手で接客業のプロなのです。
お客様の満足度を最大限にするための戦略を持ち、乗り込んできたはずです。
実際の業務は窓口だけ?
そこに頼んでも実際の施工は下請け業者という現実
塗り替えの専門店以外、依頼したところが直接施工を行うということはまずありません。
ほとんどの場合、提携している施工業者に工事を依頼します。
このような下請け構造が悪いわけではないのですが、何かと不安要素が多いのは事実です。
しっかりとした施工管理を行ってくれれば問題ないのですが、中には丸投げというところも存在します。
お客様と担当者と下請け業者、これらのコミュニケーションが円滑でないと満足のいく結果は得られないのです。
丸投げの場合、お客様と担当者と下請け業者が伝言ゲームをしているようなものですから、途中で伝え間違いや勘違いが発生してしまうことも多いのです。
それぞれの業者が得意な分野のリフォームを見極めよう
先ほど、『餅は餅屋』と申しましたが、小売りはそこで売っている商品を売るという接客に関してプロなのです。
扱っている商品については知識も豊富だし、その商品を欲しいお客様がその商品に対して何を期待しているかも熟知しています。
つまりはメインで扱っている商品なら満足度の高いリフォームになるでしょう。
家電量販店の場合 家電や電気設備を中心としたリフォームが得意
当たり前のことですが、家電と言っても幅広いのですが、その中でもリフォームと言ったら、限られてきますよね。
得意なリフォームの例
・オール電化リフォーム
・IHコンロなどを中心としたキッチンのリフォーム
・ショック洗い乾燥機などを中心とした水回りのリフォーム
・温水洗浄便座などのリフォーム
大手総合小売業の場合 主婦目線のリフォームが得意
小売業のメインとなる客層は奥様です。様々な商材が扱われていますが、メインとなるのはやっぱり食品ということで、キッチン周りをメインとしています。
収納やインテリアといったお部屋のことを得意としているところもあります。
得意なリフォームの例
・コンロなどを中心としたキッチンリフォーム
・食器洗い乾燥機などを中心とした水回りのリフォーム
・収納やインテリアといったお部屋のリフォーム
オンラインストアの場合 提携会社から得意分野を見つける
合法な物なら手に入らないものはないと言われるオンラインストア。
得意分野を定めるのが逆に難しいと言えます。
こういったサイトでは提携している会社も明記されているので、そこから得意分野を分析しましょう。
得意なリフォームな例
・マンションの内装リフォーム
・キッチンリフォーム
ディスカウントストアの場合 競合する周囲の店が推している商品や分野
こちらも難しいですね。
あえて言うなら大量仕入れの売れ筋商品に関するリフォームでしょう。
ディスカウントストアは価格重視なので、同じ商圏の家電量販店、小売店の価格を調査しています。
得意なリフォームの例
・キッチン、トイレ、お風呂など
ホームセンターの場合 店舗の広さによって異なる
扱っている商品からすると、リフォームと親和性が一番高そうですが、実はそうでもないというのがホームセンターかもしれません。
外壁塗装用の塗料、屋根塗装用の塗料、それらの塗るための道具もすべて手に入りますが、専門業者が使用する塗料などは手に入りません(いろいろと規制があるので売られていないのが理由です)。
ホームセンターは敷地や店舗の広さによって置かれているものが異なります。何に力を入れているか見極めましょう。
門扉やフェンスなのか、ウッドデッキなのか、カーポートや物置なのか、ガーデニングなのか、自分の望むものに力を入れていない場合にはご依頼しない方が無難でしょう。
得意なリフォーム
・外構、門扉・フェンス、ウッドデッキ、カーポート、物置、ガーデニングなど
【ハウスメーカー、工務店、塗り替え専門店はどうなのか】
これでお住まいの塗り替えを担ってきたのはハウスメーカー、工務店、塗装の専門店などです。
ハウスメーカーや工務店は自分のところで施工するわけではなく、下請け業者に任せることがほとんどです。
彼らはそれなりに長くやってきた実績があり、下請け業者との付き合いも長いところが多いですから、信頼関係もできています。塗装の専門店などは下請けだけでなく、自分のところで受注して仕事をこなしているところでないと、現場のことをわかっていない場合もあります。
ハウスメーカーの場合 自社で施工した物件ならば安心して任せることができます
ハウスメーカーの最大の強みは自社で設計した・建築した物件をリフォームするのだったら、どんなことでもわかっているということです。どこのどんな部材が使用されているかもわかっているので、外壁塗装で新築時を再現してほしいと言えば、まさしくその通りにしてくれるでしょう。
建てたところにメンテナンスを任せるのはある意味で正解ですが、唯一の弱点は値段が高いところです。
ただ、自社の物件以外だとそれこそデータを持っていないので、ただ高いリフォームになりかねません、最近は新築の着工数も減ってきたので、自社物件以外も手掛けるところも増えてきましたが、そういう場合はさほどメリットはありません。
得意なリフォームの例
・自社で新築した物件なら外装・内装を問わず全般
工務店の場合 得意分野が分かれます
外が得意というところもあれば、中が得意というところもあります。
外壁塗装を行うのであれば、外回りが得意というところを選びたいものです。
「どちらが得意か分からない」という方もいると思いますが、新聞の折り込み広告やこれまでの施工事例を見せてもらえば、ある程度は判断できるのではないでしょうか。単純に考えれば、件数が多いほうが得意分野と言えるでしょう。
得意分野でない場合、手数料だけ頂いて下請け業者に任せるといったところもあります。
地元で長く営業しているところならば、それなりに経験を積んでいるでしょうから、それなりに安心です。
得意なリフォームの例
・工務店によって得意分野が外装と内装に分かれる
塗り替え専門店の場合 塗る技術力も高く値段もリーズナブル
塗るだけなら、間違いなく技術を持っています。
また、ハウスメーカーなどとは違い、余計な広告費などをかけておらず、手数料を取って下請けに出すこともせず直接自社で施工しますので、価格も必然的にお安くなります。
外壁塗装や屋根塗装の必須工程である養生やケレンなどの下地処理といった技術力も高いので安心して塗り替えを任せることができます。
塗り替え専門店で屋根塗装の必須工程である養生やケレンなどの下地処理といった技術力も高いので安心して塗り替えを任せることができます。
塗り替え専門店で長く営業しているところは腕のいい職人が多く在籍しており、質のいい職人が多く在籍しており、質のいい仕事をしてくれることがほとんどです。
ある程度の築年数を経たお家というのは外壁塗装や屋根塗装の際に補修が必要になることもありますので、こういったことまで対応してくれる業者かどうか、そのメンテナンス技術を持っているかどうかは重要です。
また外壁塗装や屋根塗装の専門店を営業するのに特別な資格も許可も必要ないという現実もあります。
建設業許可を持っているかどうかが優良業者かどうかの一つの目安になるので、必ず確認しましょう。
得意なリフォーム例
・塗り替え全般だが、総合的なメンテナンス技術を持っているのかの見極めが必要
結論 業者選びは以下の点に注意しましょう
- 回答が得られるまで業者に尋ねる
- 自分が勉強したことと、
- 施工事例を見せてもらう
- 下請けではなく、お客様から直接、受注している業者を選ぶ
- 間違いのない業者選びをするためにある程度の知識をつけておく
- 疑問などは納得のいく
- 見積りが違っていないか内容を精査する
お住まいの塗り替え、どこに頼むにしても必ず施工事例を見せてもらってください。
施工事例が豊富にある業者はそれなりに信用できます。
また、業者に言われるままでなく、ご自身である程度、知識をつけていくことも必要になります。
現在はインターネットで様々な情報が検索できるようになりました。
さらにいざというときのことも考えて、リフォーム瑕疵保険も視野に入れましょう。
業者によってはリフォーム瑕疵保険に事業者登録していないところもあります。
まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございました(^▽^)/
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