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シマジューブログ

塗装箇所で変わる?外壁、屋根塗装で使用する塗料の特徴と耐用年数について解説しました(^▽^)/

外壁・屋根塗装・サイディング

お住まいを建築・購入された時点から建物を守るためのメンテナンスが必要になります。

外装の最も安価なメンテナンスと言えば塗装ですが、業者に勧められるがままに塗装をしていませんか?

簡単なメンテナンスですが、使用塗料を誤ってしまえば、無駄な出費が大きくなってしまう可能性があります。

今回のブログでは、塗装の必要性から塗装箇所によって使い分ける塗料の種類と耐用年数をご紹介致します。

塗料と建材の耐用年数・特徴を把握しお住まいに塗料工事を行いましょう。

 

目次

なぜ塗装をしなければならないの?

「築10年を経過したら塗装しましょう」という言葉はよく耳にするかと思います。

築10年程度で色褪せや汚れの付着が目立つようになりますので、とりあえず耐用年数の長い塗料で塗り替えをしようという方も多いと思います。

しかしなぜ塗装メンテナンスをしなければならないのでしょうか。

 

・お住まいを守る建材は水に弱いものばかり

お住まいに使用されているスレート屋根材や窯業系サイディング、モルタルの主成分は「セメント」です。

セメントは水分に弱い素材ですので、素材本来の耐用年数を維持する為には、雨水との接触を防ぎ屋根や外壁材の劣化を防ぐ僅か3㎜の塗膜が重要な役割を担っています。

ログハウスや付帯部に木材を使用しているお住まいは、木材自体が劣化してしまうと腐食し木材本来の耐久性(耐用年数)を維持できなくなってしまいます。

 

塗料を選ぶときには建材の耐用年数も考えましょう

塗装工事を行う際に「この塗料の耐用年数は〇年です」「塗り替えの目安は〇年後です」と説明がありませんか?

塗料には各社メーカーによって、塗料が何年間耐久性を維持できるのかという耐用年数が示されています。

この耐用年数を目安に塗り替えを行っていくのですが、立地によっては耐用年数前に塗料が必要になるお住まいもあります。

同様に建物にも耐用年数が存在しますが、こちらは国税庁が発表する建築材ごとに建物の寿命を示します。

例えば、木造住宅の耐用年数は22年、鉄筋コンクリート造住宅の耐用年数は47年と示されています。

耐用年数に達すると倒壊するというわけではなく、減価償却資産が利用に耐える年数を示しているため、耐用年数=塗料や建材の限界というわけではありません。

 

減価償却資産の耐用年数(建物)

しかしこの耐用年数は塗料と建物に非常に大きく関係します。

というのも本来、スレート屋根材の耐用年数は防水紙の耐用年数も踏まえて20年程度、窯業系サイディングの耐用年数は40年程度、モルタル壁の耐用年数は30年程度と言われています。

耐用年数は建物を守る耐久性を維持できる年数ですので、耐久性に優れた建物の耐用年数を維持する為にも塗装が必要です。

建物の耐用年数を知るということは、メンテナンスに耐用年数がどの程度の塗装を使用するかを考えることができます。

耐用年数が短い塗料で頻繁に塗り替えるか、耐用年数の長い塗料で塗り替え年数を減らすかはそのお住まいの状態次第になります。

耐用年数の長い塗料がお住まいに適しているわけではありません。

お住まいの状態にあった耐用年数の塗料を使用することが大切なのです。

 

そもそも塗料はどのようにできているの?

何気なく業者おすすめの塗料を使用している方が多いかと思いますが、塗料の成分や耐用年数の決め手はあまり知られていません。

塗料は顔料・溶剤・添加物・樹脂で形成されていますがそれぞれの役割をご紹介します。

                           

・顔料

顔料を含んだ着色塗料を「エナメル」、顔料を含まない塗料を「クリアー」と言います。

 

・溶剤

水で希釈したものを「水性塗料」、シンナーで希釈したものを「油性(溶剤)塗料」と呼ばれますが、近隣住宅への臭い対策や健康被害が懸念され水性塗料が主流になりつつあります。

現在は水性塗料でも油性(溶剤)塗料に劣らない耐用年数です。

 

・添加剤

防藻・防カビ性能のある塗料や、艶消し塗料には少量ですが必ず含まれています。

 

・樹脂

塗料のグレードは原料となる樹脂を表しており、樹脂の違いで塗料の耐用年数が大きく変わります。

加工時に二酸化炭素を発生させてしまう石油系資源に代わる、地球にやさしい塗料も注目されています。

 

塗料の種類と現在主流となっているのは?

屋根外壁塗装に使用される塗料は時代とともに変化しています。今まで使用されていた塗料と現在の主流塗料、今後さらに注目される耐用年数の高い塗料をご紹介いたします。

 

・アクリル塗料

非常に安価ですが、耐用年数が5~8年程度と短いので現在塗り替えに使用されることはほとんどなくなりました。しかし全く使用されないということでもなく、新築時は構造木材の動きからひび割れを起こしやすいため、アクリル塗料が使用されることがあります。

浸透性が高いので太陽光や雨水に晒されにくい軒天塗装にも使用されます。

 

・ウレタン塗料

耐用年数が7~10年程度でメンテナンスサイクルが短くなりますので、現在はほとんど使用されませんが柔軟性と密着性に優れています。頻繁にカラーチェンジをしたいというお住まいにはぴったりです。

 

・シリコン塗料

耐用年数が10~13年程度と長く、耐候性に優れていながら比較的リーズナブルな価格でバランスの良い現在の主流塗料です。

 

・ラジカル制御型塗料

白色顔料の原料である酸化チタンは紫外線にさらされることで「ラジカル」と呼ばれるエネルギーを発生させます。ラジカルは樹脂や顔料を劣化させ、塗料の耐久性(耐用年数)を低下させてしまいます。

チョーキング現象の原因にもなるラジカルの発生を抑えるために高耐候酸化チタンと光安定剤(HALS)を取り入れた塗料がラジカル制御型塗料です。

日本ペイントのパーフェクトシリーズはアクリル樹脂塗料ですが耐候性はシリコン塗料以上と言われており、耐用年数は12~15年程度と今後さらに期待される塗料になっています。

                                                                        

・ピュアアクリル塗料

本来アクリル樹脂は耐久性の高い物質ですが、可塑剤等の不純物が入ることで耐用年数が短くなってしまいます。

純度を上げたピュアアクリルは本来の高い耐久性(耐用年数)・弾性・耐候性・防水性・遮熱性を持つ塗料で、モルタル外壁に発生するクラックも抑えることができます。

耐用年数はフッ素樹脂同等15~20年程度です。

ブライトンのエラストコートは艶消し・骨材不使用で、既存の風合いそのままに塗り替えができます。

 

・フッ素塗料

蛍石という珍しい石を原料にしたフッ素樹脂塗料は紫外線や酸性雨に強く汚れが付きにくい、あらゆる面で優れた塗料になっています。硬膜ですので塗装時に注意点がありますが、15~20年程度の長い耐用年数で塗り替え回数を減らすことができます。

塗料の密着性が悪く今後の塗り替えが難しいと言われていますが、適切な下塗り材を使用すれば問題ありません。

 

・光触媒塗料

聞きなれない言葉ですが、植物の「光合成」と同じ作用を起こす塗料です。

白色顔料の原料である酸化チタンが太陽光を吸収することで、活性酸素を発生させ、外壁に付着した汚れを分解・消臭・無害化する、酸化チタンの特性を活かした塗料です。

紫外線が当たることで分解と親水の効果を発揮し、分解した汚れは雨水で洗い流す【セルフクリーニング機能】で綺麗な美観を維持することができます。

耐用年数は15~20年程度と長いのですが価格が非常に高く取り扱いも難しいので、光触媒塗料の特徴を熟知した業者へ依頼する必要があります。

                                                        

・無機塗料

紫外線で劣化しない無機物を原料にしており、非常に高い耐候性を持っています。

株式会社シマジューがおすすめする「無機ハイブリッドチタンガード」は新技術により「特殊チタン」と「ラジカル制御技術」によって「ラジカル」の発生を制御し、高い耐候性を実現することに成功しました。

これにより高い「無機物」の結合力と数種類の「無機物」を選択することができ、特殊チタンの特性を活かせる複合技術による超耐候性塗料が完成しました。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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