外装を塗り替えするときのポイント【徹底解説】
外装の塗り替えしたいけどどうすればいいのか!
わからない人に必見!!
簡単にわかる塗り替え時に知っておけば失敗しないポイント!!
今回は外装の塗り替えについて話していきたいと思います。ご自宅の外装の塗り替えは行ったことはありますか?塗り替え経験がない方からすると、外装はある程度年月がたったら塗り替え他方がいいとか、外装がボロくなり剥がれたりするとそろそろ塗り替えとか、どのタイミングで塗り替えたらいいのかなど賛否両論あると思います。
また実際に外装を塗り替える際に費用がどのくらいかかるのか、どんなとこに気をつければいいのかわからない事が多いと思います。
外装は常日頃から風や雨、紫外線に打たれているために劣化してしまいます。それは新築のお家も全く同じで新しいから大丈夫と言うわけにはいかないのです。簡単にいってしまえば外装は家を長く保ための消耗品といっても過言ではありません。
まだ新築だから塗り替えは先だけど、いざ塗り替え時期が来た時に備えておく事が良いです。ではこれから外装の塗り替えの際に気をつけるポイントをいくつか紹介していきます
目次
1 塗り替えが必要な理由
塗り替えには単なるデザインだけではなく外壁を塗料によってコーティングすることにより外壁を保護する事ができます。また様々な機能を付加する役割があります。
外壁はもともと防水機能等を持っていないため、塗料を外壁に塗ってあげる事でその塗料でできた膜により雨水や紫外線から外壁を守る事ができます。
また塗料を塗る事で外壁に様々な機能がつきます。
例えば家の室内の暑さを軽減してくれる機能があります。遮熱機能のついた塗料を外壁に塗装する事で外壁から家に差し込む太陽光を反射してくれる機能があります。また雨水の侵入を防ぎ、雨漏から家を守る機能もあります。これは防水機能がある塗料を塗装する事で、外壁がひび割れしてもそこから水を侵入するのを防ぎ、結果的に雨漏を防ぐ機能になります。
これらの機能はごく一部になりますが、このように外壁塗り替えに使われる塗料は様々な機能を外壁にもたらせる役割を持っているのです。
このように外壁を保護すると外壁に機能をつけると言うのが主な塗り替えの役割になってきます。
また、一生メンテナンスしなくていいわけなく初めて塗り替えても一定期間でメンテナンスを重ねていかなければなりません。外装は日々外気に晒され、塗料もそれに耐える限度があるからです。
以上の事からお分かり頂けるように外壁の塗り替えはその家に住み続けたい限り必要不可欠になってきます。
2 外壁の塗り替えで失敗しないポイント
初めての外壁の塗り替えとなるともちろん金額も大きな買い物になってしまいます。
できるなら低コストで抑えたいと思っているはずです。更にもし失敗してしまうと
とんでもない金額を捨ててしまうことになってしまいます。
そこでこれだけ知っておけば失敗せずに済むかもしれないのでいくつかご紹介していきたいと思います。
外装の塗り替えはいつ行うべきなのか、特に初めての塗り替えをする方にはタイミングが分かりづらいと思います。塗り替え時期の目安と塗り替えの見極め方法を簡単にご紹介していきます。
塗り替え目安は築10年前後
外壁の種類やお家の置かれている環境にもよりますが、大体10年前後で塗り替えの目安と考えておいた方がいいでしょう。ただこれはあくまで目安なので、次にお伝えする塗り替えの見極め方法に従ってご自宅の外壁をチェックしていただき塗り替え判断をするのが最も適切でしょう。
塗り替えの見極め方法 外壁の劣化
チョーキング現象
名前の通り壁を触るとチョークのような白い粉がつく現象です。塗膜が薄くなっているサインで、放置しておくと雨水が侵入し各部材を痛めることになってしまいます。
コーキングひび割れ
外壁材と外壁材の間のつなぎ目で、できている隙間にあるコーキングの割れ
放置しておくと雨水が侵入し、建物内部の断熱材にカビが発生してしまう恐れがあります
外壁のひび割れ
放置しておくと雨水が侵入し、建物内部の断熱材にカビが発生してしまう恐れがあります
塗膜の膨れ、剥がれ
特に一度塗装をしたお家に起こりうる、前回塗装した塗膜が剥がれてくる現象。
前回の塗装効果が切れている可能性があるため要注意。
色褪せ
外壁の色が当初と違う、色が薄くなってきているや、白くボケてきている現象。
これも前回の塗装効果が切れている可能性があるため注意が必要。
カビや藻の発生
一度発生してしまうと排除しない限り増殖し続けるために徹底的な排除が必要。
また見た目もかなり悪くなりぼろ家に見えてしまう。
塗り替えは一年中できるが春と秋がおすすめ
外壁の塗り替えにも塗装シーズンと呼ばれるものがあり簡単にいってしまえばそれは
春の3〜5月秋の9〜11月は塗装自体がしやすい時期になるため人気な時期になっております。外壁の塗り替えはもちろん外で行うため、外気温がとても重要になってきます。
冬の12〜2月は外気温が大きく下がってしまい、雪が降るとこだと、塗料の乾燥時間が多くかかってしまい、塗り替えに適した時期ではないのです。6月は梅雨の時期なので、塗り替えをするには最悪な時期です。
7、8月は反対に気温が高く暑いため、全て窓を締め切り、養生シートを貼ることに懸念を示し、避けられる事が多いそうです。
ですが、夏場の高気温からは、塗料がよく伸び乾きも早いので、すぐに塗り替えしたい方にはおすすめかもしれません。
塗り替えの目的を明確にしよう
塗り替えは単なるデザイン作りではありません。もちろん今のお家のデザインが飽きてしまったから塗り替えたい、そのついでに機能がついている塗料に塗り替えなどの動機がある方が良いです。
最初の方にご説明しましたが塗装時に使用する塗料によって様々な機能が付きます。
例えば家の中が暑いから、外壁に遮熱機能のついた塗料で塗装する事で暑さを軽減したり、雨漏が酷いから防水機能がついた塗料で塗装する事で雨漏を防ぐことに繋がります。塗り替えの目的によって塗料を選ぶことができるのです。
自分を家をどうしたいか、どのような機能を付けたいか業者の方や、一度塗り替え経験がある方がいれば聞いて見るのも一つのてだと思います。
色選びは慎重に
外壁の色を決める際には、自分の好きな色にしたいと思いますが焦らずにじっくり考えましょう。自分のイメージに合う色という安易な考えで早々に決めてしまうと後悔してしまうこともあるので以下の注意点を踏まえた上で色を決めていきましょう。
個人の好みだけで決定しない
外壁は毎日着替えられる洋服や靴と違って、一度金額も嵩むので、一度塗り替えると最低でも5年はその色になります。よって流行りや一時的な気分で左右されずに考えましょう
また周り近所のお家と比べて、派手すぎないか浮いていないか、自分だけではなく一緒に住んでいる家族などに相談しましょう。また建物によって合う色合わない色が存在します。
例えば、和風な家なのに外壁がピンクや派手な赤は合わないなどです。
家の全体図を見てどんな家にするかイメージして色選びに励みましょう。
本当の色は塗るまでわからない
大抵の業者さんは色のサンプルを持っています。そのサンプルは一つ一つが小さくて似た色同士がわからなくなったりします。面積の大小によって色の見え方が変わってしまうことを面積効果と言います。
大きな面積になると明るい色はより明るく、暗い色はより暗く、鮮やかな色はより鮮やかになります。実際塗ってみると思ってたのと違うと思う事があるので注意が必要です。
また天候によって見方が変わります。天気が良く太陽の光が多く、反射率の高い晴れの日だと全体的に明るく見えます。夕方だと太陽光が赤み多く含むので赤く見えます。
3 絶対にやってはいけない事
初めての塗り替え時にDIYは基本やらない方が良い。塗装は完全に職人さんのお仕事なので素人がやってしまうと、慣れていない足場などでバランスを崩して怪我をする事があります。また塗装の際にムラが出たり、イメージと違う塗装になってしまう事があります。
初めての塗装なので、予想以上に準備に時間がかかり、失敗してしまうと塗料を追加したり剥がしたりしなければなりません。なのでDIYはおすすめできません。
ここまで読んでいただき有難うございます。
以下の事を踏まえて自分の家の塗り替えを行いいましょう。
この記事があなたの助けになれば幸いです。