外壁の構造・補修の目安②
おはようございます!
今日は昨日の続きで、窯業系サイディング壁とコロニアル屋根についてお伝えします☆彡
目次
窯業系サイディング壁(圧縮パルプ繊維)
ポイント
塗装の目安は・・・8年過ぎたら迷わず塗った方が良いです!!!
なぜなら、サイディングボードの側面には塗装処理がされていないからです。
水を吸い出すと物凄い力で反りだします(;´Д`)
水はつなぎのコーキング部と釘止めしている所から入ります。
下手な職人は、釘止めの位置が悪く、割れていることもあります。
そうなると全面張替えしか方法がなくなり、費用が大きくなります。
裏話
サイディングの発売当初は誰しも、メンテナンスフリーだと思っていましたが、
5年を過ぎた頃から、至る所から反ってしまうクレームが製造メーカーに入り、
相当あわてたらしいです(^^;)
すぐにカタログに塗装の必要性が明記されました。
コロニアル屋根
5年を過ぎると表面の化粧層が取れだし、給水しだします。
白くなったり、苔が生えたりし、さらに進行すると反って割れます。
塗装工事は化粧層が取れだした時が1番効果的です。
Wシリコン工法が一般的ですが、縁切りに注意してください(‘ω’)ノ
15年を過ぎたら漏水の原因になるため、塗装工事はできません。
契約欲しさに15年以上経っている屋根に塗装を勧めてくる業者さんもいますが、
やめた方が良いでしょう。
参考
1回も塗装せずにカバー工法をされる方も多いです。
カバー工法はコロニアルの上に金属屋根をかぶせる方法です。
金属屋根は非常に軽量なためメリットが多く、保証も10年~20年と長いです。
圧縮セメント瓦は坪50㎏あるため、数トンの重さが家にかかり、
いろいろと支障が出るためコロニアル屋根の住宅は避けるべきです。
小冊子の内容については以上になります(^^)/
どんなことでもお気軽にご相談ください☆彡