また屋根の板金が浮いてしまっているとどうなってしまうのかも詳しくご紹介します。
しっかりと知識を身につけることにより最善策を取れるようになりましょう!
目次
屋根の板金が浮いているとどうなるのか
屋根が飛んでしまう可能性
屋根の板金が浮いてしまっていると強風などにより屋根の一部が飛んでしまう可能性があります。
もし、飛んでしまったらなおさら早く治さないと他の被害につながってしまうことになってしまいます。
雨漏りする可能性
屋根の板金が浮いてしまったままにしておくと雨漏りする可能性があります。
雨漏りしてしまうと建物内部の劣化にもつながり耐久性が低下してしまいます。
また、害虫発生の原因にもなってしまうのです。
飛散によるトラブルの可能性
屋根の板金が浮いてしまっていることにより強風などで飛散する可能性があります。
飛散することで一番の恐れが近所への被害、また人に当たってしまうことです。
建物や車など物に当たってしまうと傷をつけてしまったり、あるいは破損させてしまう可能性もあります。そして人に当たってしまうと大怪我をさせてしまう可能性もあります。
近隣とのトラブルは避けたいですよね。しっかりと注意が必要です。
屋根の板金が浮かないようにする対策法は?
浮いてしまう原因は経年劣化?!
板金屋根は、釘で止められているケースが多く強風などにより時が経つにつれて浮きや抜けが生じてしまいます。
また、板金屋根の塗装も直射日光などにより時が経つにつれて剥がれてしまい、サビが発生して浮きの原因になってしまいます。
定期的な点検・メンテナンス
屋根は建物の一番最上部にありますのでなかなか見ることはありませんよね。
屋根の不具合は見つけるのが遅れてしまうのが現状です。
屋根の板金が浮かないようにするには定期的な点検をし不具合がありましたらすぐ補修することです。
点検とメンテナンスは自分でできるの?
点検・メンテナンスを定期的に行わなくてはいけないのですが、自分自身で行うのは大変危険です。
屋根の上に登らなければならないので落下の可能性が高いのです。怪我、最悪命を落としてしまう重大な事故になってしまう可能性がありますので慣れていない方はやめておくことが無難です。
また、素人では劣化を見落としてしまう可能性も高いのが事実です。
業者に依頼するようにしましょう!
釘の点検・メンテナンス
一般的に、釘の抜けや浮きが生じてくるのは築10年程度です。
しかし、状況によっては築10年経つ前に抜けや浮きがみられてしまうこともあります。
このような場合はたいてい風通しがよく、強風がよく吹くところです。
点検は築10年、強風の吹く地域では7.8年経ったら一度点検してもらいましょう!
また、不具合がありましたら補修してもらうようにしましょう!
釘打ちコーキングの費用相場は、1,5000円〜3,0000円程度です。
工事は一日あれば終わります。
塗装の点検・メンテナンス
塗料などにもよりますが、一般的に塗装の寿命は10年程度です。
10年経ったら一度点検してもらいましょう。
また、剥がれやサビがありましたら再塗装などもお考えください。
点検は無料で行っている業者がありますのでぜひ点検の目安の年数を過ぎているのであれば点検をしてもらいましょう。
屋根の板金が浮いてしまった時の処置法!
応急処置は自分でできるの?!
結論から言うとできないことはないです。
しかし、危険なので慣れていない方は絶対に止めるようにしましょう。
また、自分で応急処置をしたとしても処置をミスしてしまう可能性もあります。
まずは業者に連絡を
まずは業者に見てもらいましょう。
業者が最善策の工事を教えてくれます。
金額などの条件をしっかりと伝え、わからないことなども詳しく聞くようにしてください。
いくつかの業者に見てもらいましたら納得のいく業者に依頼するようにしましょう。
屋根板金の取り替えの費用相場は?
板金交換工事のみの場合は1㎡あたり5,000円〜1,0000円程度です。
屋根本体工事も行う場合の板金交換工事は1㎡あたり3,000〜7,000円程度です。
足場代はかかるの?
足場代をかけずに工事を行ってしまいますと、手抜き工事の原因になります。
いくら安く施工してもらえたとしてもすぐに不具合が出てしまったら意味がありませんね。
足場代はどうしてもかかるものだと考え、仕方がないものだと思ってください。
しかし、勾配のない屋根や平家など状況によっては不要になる場合もございますので一度業者に相談してみるのが良いでしょう。
足場代の費用相場
1㎡あたり700円〜1000円程度です。
依頼する業者の正しい選び方
訪問業者には注意?!
『「近くで工事していてたまたまきづいたのですけど…」「通りがかったら..」屋根板金の浮きが見られたのですぐに直した方が良いかと』などといきなり訪問してくる業者には注意が必要です。
実際は、不具合がない場合もあるのです。このような悪徳業者は工事の制約を焦らせてきますが依頼しないようにしましょう。
まずは、焦ることなく信頼出きる業者を見つけることが重要です。
信頼できる業者とは?
上記しましたが「信頼性の高い業者」に依頼することが大切です。
ホームページがあるかどうか、または近くに事務所があり何かあったらすぐ対応してもらえるのかどうかなどです。
ホームページがあるのならば施工事例や口コミなども参考にしてみましょう。
金額が安いからだけではなくアフターフォローの有無などもしっかり確認しましょう。
見積もりは3社以上?
見積もりは3社以上に相見積もりをしてもらうことをお勧めいたします。
同じ条件であっても価格が変動してきますので、複数の業者に見積もりしてもらいましょう。
まとめ
今回は屋根板金の浮きについてご紹介してきました。
浮きによりもっと重大なトラブルへとつながりますので注意が必要です。
屋根の板金が浮いているという状態にならないようにするためには定期的な点検・メンテナンスを行うことが重要です。
屋根板金の浮きを使い工事を勧めてくる悪徳業者はとても多いのですので気をつけてください。
ぜひ満足のいく工事を。