・リフォームをしたいけど、業者の人とどこまで打ち合わせすればいいのだろう?
・リフォームが失敗した時の対応は?
このように思ったことはありませんか?
このような疑問に回答していきます!
目次
リフォームでの失敗談
外壁塗装・屋根塗装
2階建て住居での外壁塗装や屋根塗装では、殆どの場合では足場が必要です。
たまに「足場を設置しないので、その分、工事が安く済みます」というのを聞いたことはありませんか?
足場がないということは、届かない部分はやらない、又はサッとやってしまうかもしれません。
実際に、屋根にまで登って確認まではなかなかしませんよね。大体の場合は、業者さんが写真撮影したものを見せてもらっての確認かと思います。
その場合、細かい部分までは撮影をしてこないかもしれません。あとから塗り残し等を見つけても、「写真を見せて、確認をしていただきましたよね?」と言われてしまってはどうすることもできない場合もあります。ダメだった場合は、違う業者さんにお願いをしたとしても、またお金がかかってしまいます。
作業者が安全に、きちんとした作業を行うために必要な足場です。費用はそれなりにかかりますし、トラブルを避けるためにも、一度設置したら足場を必要とする工事はいっぺんにやってしまいましょう。例えば、太陽光パネルの設置工事の際に、屋根の塗り直し等を頼んでみてもいいかもしれません。
キッチン
キッチンが新しく、キレイになるのは嬉しいですよね~ リフォーするにあたり色々なショールームを見たりするのは楽しいです。
実際に目で見たものと、カタログで見るのはイメージが違っているな~と思いつつも、気に入った色や扉の形等を選んだのに、実際に設置してみると家の雰囲気に合わなかったり、イメージが違っていたり・・・。
設置後だと変更はできないので、安い買い物でもないですし、何度も足を運び、納得のいくものを購入しましょう。
トイレ
長年住んでいるとトイレの電気系統がダメになってきたりしますよね。
トイレのリフォームの場合、便座交換や床材や壁紙の張り替え等があります。リビングや廊下の床材も統一したくて、トイレの床もついでに同じものをと考えたりもしますよね。
仕上がりはイメージ通りのもので大満足だったが、1年も経たないうちからトイレマットの周辺が黒ずんできたり、壁紙が剝がれてきたなんてことも…。
いくら自分たちが選んだ素材のものでも、場所によっては向き不向きがあります。きちんと業者さんと相談し、後悔の無いようにしたいものです。
収納
収納はいっぱいあると良いですね。収納がなくても棚等を購入し、それを使って整理をすれば問題はないのでしょうが…。
ドアが開きづらい、圧迫感が感じるなどがある場所は避けたいものです。
移動式の場合、使いづらい場所だっだら移動すれば問題ないですが、固定で設置してしまうとそれが出来ません。なので、後から「やっぱりこの場所だと使いづらいな~」となった場合は、設置後だとできないのでよく考えてやりましょう。この辺りも業者の人と完成イメージを共有してから工事に取り掛かってもらいましょう。
その他
○リビングに窓を新たに作った。何か足りないな~と思ったらカーテンレールがなかった。業者さんに確認したら「別途」と。追加依頼をしたが割高に。
○工事途中で、クローゼットを作ってもらった際に、いらなくなったチェストを捨てて下さいとお願いをした。無料で処分してもらえると思ったが費用がかかると言われた。こんなことだったら、自分で粗大ごみ等で処分した方が良かった。
○屋根のスレート塗装をお願いした際、色のサンプルを見て決めた。自分たちではスカイブルーと思っていたが、塗ってみるとかなり濃いブルーだった。
このようなトラブルがあることも…。
工事に取り掛かる前に、業者の人と色や大きさ、形などの完成イメージを共有することが大切です!
契約時には何を決める?
これだけは契約段階で決めておくべき!ということをここで書いておきます。
ぜひご参考にしてください。
余計なオプションは付いていないかを確認!
工事を始めてからでは遅いです。契約の段階でどの設備・工事までが契約の範囲なのかをしっかりと聞きましょう。よくわからない単語やオプションがあった時には、業者の人にどういうものなのか、それが必要なのかをしっかりと聞き、その上で判断してみましょう。
良い業者さんならば、丁寧に説明をした上でオプションを付けるべきか、付けないべきかをしっかりと説明してくれるとは思います。一方で、悪徳業者が存在しているのも事実です。悪徳業者はいらないはずのオプションを多く付け、元の値段よりかなり高い値段を提示してきます、それも詳しい説明もなしに。
見積書を事前に要チェック!
何かと、うやむやにしがちの見積書。見積書をしっかりチェックすることはかなり大切です!
見積書をもらってその場で契約をするのではなく、一度家族で話し合いをしてみましょう。そもそもその値段が妥当なのかどうかも含め、他の業者から見積もりを取ってみてもいいかもしれません。見積書の段階でその業者が良い業者なのか、悪徳業者なのか判別ができるかと思います。
リフォーム後の耐用年数を知る!
工事をしても、またすぐに欠陥が出てしまうようでは意味がありませんよね。契約の前におおよその耐用年数を聞いておきましょう。またそれを基に、どれくらいの保証期間があるのか、次に工事をする場合にはどの程度の費用感になるのか等できる限り詳細に話をしてみましょう。相談にしっかりと耳を傾けてくれるのは、良い業者さんですが、テキトーに流してくる業者さんも稀にいます。業者選びという面では、かなり有効かもしれませんね!
リフォーム失敗時の対応
もちろん失敗しないことがベストですが、どんなに話しても業者さんとのイメージの共有ができず、結果として想像と違う仕上がりになってしまったというのは少なくない事案です。
完成したものを見て、「思ってたものと違う!」となっても基本的には依頼側のご負担となります。そのためやはりイメージの共有は大切ですね。また「こうして欲しい」と工事終了後に言っても、追加で請求されたりということもあります。どこまでの工事を望むのかをしっかりと業者さんに伝えた上で、見積もりをしてもらいましょう。
比較的多い事例としては、想像していた色と完成色が違ったというものです。
業者さんとお話をする際に、色の名前で話すのではなくスマホ等で調べた実際の色味でイメージを共有してください。こうするだけでもトラブルを回避できることが多くなります。