そのまま放置してしまうとさらに状況が悪化してしまうので注意が必要です。
しかし、「いくらかかるのか」「工期はどのくらいかかるのか」など不安になる方が多いと思います。
今回は、天井の張り替えについてご紹介していきます。
目次
天井の劣化とは…
まずは、天井の劣化とはどのような状態のことかを知ることが大切です。
汚れ・シミ
雨漏りによるシミ
雨漏りが起こることによりシミができる場合があります。
雨漏りは当然ですが雨の日に起こります。
この場合は天井だけではなく、屋根など、雨水がどこから浸水してきているか見つけそこの修理も必要となります。
天井を張り替えただけだとまた雨漏りによりシミができてしまう可能性があります。
雨漏りが発生しまっていた場合は放置しておくと建物の耐久度も衰えてきてしまうので注意が必要です。
動物の小便によるシミ
シミは、小動物の小便によってできてしまうこともあります。
天井の劣化に繋がりますし、衛生的にも良くないです。
この場合は小動物を追い出さなくてはなりません。
結露水によるシミ
結露水によりシミができてしまう場合もあります。
屋根に断熱材があるお家に多くみられます。
カビ
漏水や結露によってカビが発生してしまう可能性があります。
カビを放置してしまうと体調不良を起こしたり、カビの範囲が広がってしまいます。
変色・退色
日射や照明などの紫外線により変色・退色してきてしまいます。
ひび割れ
台風などの自然災害により起こる可能性が高いです。
また経年劣化でもよくみられるようになります。
お家を建ててからまだあまり経ってないのにひび割れが発生してしまっていたら施工不良の可能性が高いです。
あなや破損
何かをぶつけてしまったり、衝撃が与えられることにより穴が空いてしまったりする恐れがあります。
放置してしまうと虫が入ってきたり、冷房・暖房の効きが悪くなったりしてしまいます。
天井張り替えの費用相場は?
皆さんが一番気になるのは値段ですね。
天井張り替え時にかかる費用の相場は、基本的に5万円〜15万円です。
しかし、工事費用は面積の広さや状況により異なってきますので注意が必要です。
まずは業者に見積もりを取ってもらいましょう!
天井張り替えの工期はどのくらい?
天井の張り替えを行う際は、乾式工法と言われる工法が使われる場合が多いです。
まずは天井の一部を壊すか、点検口から天井の状態を確認し、天井を解体してから新たな天井板を貼る作業になります。
天井張り替えの工期は基本的には二日程度で終わります。
しかし、状況に応じて追加しなくてはならない工事などのイレギュラーが発生してしまった場合はプラスで時間がかかります。
天井張り替え時に注意しておくべきこと
解体作業中は部屋に入れない
解体作業は大変危険な作業です。
解体した天井などが落ちてくる可能性もあります。
またホコリなどが飛び散るのであまり近づかないようにしましょう。
天井材・クロスは慎重に選ぼう
天井はあまり意識して見ることは少ないですが大きな面積であり、視界にはよく入るところです。
色の違うだけでとても雰囲気が変わってきます。
壁の色と揃えるか、壁の色よりも少し暗めの色を選ぶのがオススメです。
コストを抑えることはできるの?
コストを抑えるためにできることは、「材料選び」、「業者選び」です。
材料選び
天井に貼る、壁紙も高価なものから安価なものがあります。
なるべくコストを抑えたいのであれば型落ちの物やグレードが低めのものを選ぶことをオススメします。
また、張り替えを行わなくとも部分補修で済むケースもありますので、その場合は安く済ませたいのであれば部分補修にしましょう!
業者選び
業者選びは何の工事でも重要になることです。
現在ではだいぶ減ってきましたがまだ「悪徳業者」や「手抜き工事業者」が存在しています。
このような業者に依頼してしまうと高額な料金を請求されたり、工事後あまり時間が立っていないのに不具合が出てしまったりして余計にお金がかかることがあるのです。
なので信用できる業者を見つけることが大切です。
良い業者の探し方
現在では、スマートフォンやパソコンなどを使い業者のホームページを調べることができます。
ホームページを持っている業者は、悪徳業者や手抜き工事業者ではない可能性が高いでしょう。
また、口コミや施工事例もよく見てみましょう。
お家の近くに業者があるのならばそこも選択肢に入れておくと良いでしょう。
何かあった場合にすぐに駆けつけてもらえる可能性が高いためです。
アフターフォローの有無も確認することが大切です。
相見積もり
見積もりを取ってもらう際は相見積もりしてもらいましょう。
業者により同じ条件でも価格が違う場合があるのです。
相見積もりをしてもらうことにより、比較することができます。
うまく活用しましょう!
天井の張り替え自分でできるの?
天井の張り替えを自分で行うのはお勧めできません。
天井の表面が劣化しているだけならば良いのですが、そうでない場合もあります。
表面だけを貼り直し綺麗にしたとしても劣化原因によってはまたすぐにシミができてしまったりしてしまう場合があります。
天井の張り替えは、天井裏を確認し、天井を解体し貼り替える必要があります。
解体作業はとても危険な作業なのです。
怪我をしてしまったら大変ですよね。
また、壊してはいけない部分を壊してしまう恐れもあるのです。
なので、しっかりとした業者に頼むことをお勧めいたします。
天井を少しでも綺麗な状態に
天井も経年劣化することは避けられません。
なので少しでも劣化してきたらすぐに見つけメンテナンスを行うことが大切です。
また、タバコにより色が変色してしまうことがとても多いです。
綺麗な状態に保ちたいのであれば部屋の中でタバコは吸わないようにしましょう。
まとめ
今回は、天井の張り替えについてご紹介してきました。
天井の劣化は放置しないように注意してください。
天井の張り替え工事は、状態やクロスの種類などで価格が変動してきます。
まずはしっかりと信用できる業者を見つけ見積もりを取ってもらい納得いく工事を行なってください。